渡るネットは嘘ばかり

元文系、米国大学院CS修士号持ちITエンジニア。自称エンジニアが撒き散らすゴミを少しでもキレイにしたい

海外のコーディングブートキャンプ事情

体調崩してました…。あと、chrome拡張の記事書いたタイミング悪かった気がします。

chrome拡張機能作ろうかと思ったけど、その前にGoogleのクソサイトのSEO対策対策が発動したのか、ステマサイトとかアフィリエイト、トレンドブログが出にくくなった気がする。 Google入ってでもやりたいと思ったので、これは素晴らしい。さすが大先生!嘘で誘導したり、アクセス数稼ぎたいだけのゴミ情報生産家が稼げなくなるのはいいこと。ちゃんと働こうぜ。好きな仕事って楽しいよ。

www.asahi.com

WELQとかまとめ対策、著作権保護が大きいと思うけど、同じ内容のゴミサイトを大量に生成するようなゴミプログラム組んでた人とかそこにリンク相互に張りまくってページランク上げてた人とかは退場ですね。そもそもさ、人が見たくない情報を見せて金を稼ぐなんてことで安定収入になるわけないし、なっちゃいけないんだよ。金儲けしか考えてない自称ブロガーとかアフィリエイターのやってることは見たくない情報の押し売りだからね。その下らない情報で欲しい情報に辿り着くまでにかかった時間、命を削られるわけですよ。時間が編み重なって紡がれるものが命であり人生だからね。

言い方悪いけど、大半のアフィリエイターってネット乞食です。特化型じゃない収入目的のブログも同様。本来なら、情報の質を上げて、多くの読者が集まる。人の集まるところは宣伝になるので、うちを宣伝してくれないか、ってスポンサーが来る。そのスポンサーを吟味して紹介に値する場合のみ紹介する。もしくは自分が読んで良かったと思った、見てよかったと思ったものを紹介する。いわゆる特化型ブログだけど、それが本来のアフィリエイトの形。金のために書きたくもない流行りのこと薄く語ったり、嘘情報流したりとか、それでビジネス語る人は金を稼ぐ才能0なので、手が後ろに回る前に素直に会社で働いたほうがいいと思います。後者はリアルでは犯罪だけど、ネットではグレーなだけの手口です。

検索エンジンが有益な情報を見つけられるようにアルゴリズム改良して乞食サイトを押し下げて、SEO対策に金払ってまた上がってきたら押し下げて…君らは一体何回ゴミ認定されたら気が済むんだね。ドMかね!

ネット乞食 - Wikipedia

イケダハヤトとT某でバズった風の状況作ってたのもヒットしなくなってるように思える。記憶では「プログラミング」とか「プログラミング教室」で検索したら上の方、自社ブログとパートナーのイケハヤ賞賛記事で埋めてたと思うけど。今プログラミング教室でググると比較記事中心。まぁ、T某のブログが先頭ではあるけど。てか、イケダハヤトが全然いなくなって素敵www

従来のページランクってネガティブリンクも拾っちゃうし、ちょっと専門家からのリンクの点が低かったように思える。まぁ、初期の論文しか読んでなくてその後あまり詳しくないけど…。

前置き長いけど、今回は海外でも短期間で学べて高給が取れると謳ったコーディングブートキャンプが問題になってる件です。日本に先駆けて脚光を浴びたものの、金になると悪質な人間が群がって…日本で今広まってきてることが去年には表に出てきてるようなイメージです。記事ベースなので、実態はもっと混沌としてそうだけど、海外サイトなので、情報としてはある程度参考になるかと。要は海外記事に雑な意訳と説明つけてる感じです。誤訳はごめんなさい。訳なので引用付けず斜字体で記載します。

コーディングブートキャンプの創立者が金を持ち逃げ→犯罪者だった

www.inc.com

※インタビューを並べてる感じなので、語られたことを並べる感じになってます

コーディングブートキャンプ創設者で講師が1000万位持ち逃げして学生が探したら犯罪者だった件。職業斡旋率95%なんて謳うけど、大概が数ヶ月で年単位で教えない(元々CS4年がアメリカの最低条件)。トップスクールで自己規制に業界団体作って透明化(斡旋率とかどれくらい学べたか、就職した平均金給与とかの情報)を図ろうとしたけど、反対続出(おそらく、実際就職率はほとんどないので開示すると生徒取れない)。いいブートキャンプもあるけど、一方金儲けしか考えてないところもある。多くのテック業界や教育業界関係者はブートキャンプの参加は慎重にと警告している。HPで紹介してる就職成功した人の就職した会社に問い合わせたら、その顔写真と名前の人間は雇われてないとか。ある女性はFBの画像を反転して勝手に載せられてたらしい。講座受けてもいないのにreviewも載ってた。そんな彼も2016年の始めの内は奇抜な言動も見せつつ、ちゃんと教えていた。当時の生徒の1人Johnsonは「自分は確かに彼から学んだ。受講前は全くだったけど、今は多少はコードも書ける。」と語る。色んな理由の生徒がいたが多くはサイトで謳われてた5万5000ドルの就職保証が目的だった。そのカラクリは単純で、就職先を見つけるまでは卒業生と見なされない。だから、卒業生の就職率は100%だ(【註釈】日本でもやってそう。辞退したらカリキュラムを終えられなかった的な)。生徒が優秀な講師だと評価した講師の教え方がその創始者が好むものじゃなかったと知って、2ヶ月分の給与を払わず、暴言を吐いてSlackグループから追い出したりした。規約に従って受講を止めた所、1回授業を受けただけなのに払い戻しは$3581/$5600だった。さらに(削除されたものの)レビューサイトに個人情報を載せたり攻撃的な行動を取った。

長いので、この辺までに。これは詐欺事例だけど、slackありだな、と。来年の教室運営に向けてのカリキュラム作りにモニターの人に協力してもらって使ってみようかな…。

ブートキャンプから就職後の実情

fusion.net

海外のブートキャンプは面接指導もしてるようで、金融のReyes氏の率直な意見は「ブートキャンプ卒業社は面接に受かる能力を身に着けて、コーディングという世界のドアは開けられるが、中でコーディングを職とするキャリアを積むに十分な知識を持っていない。」と言う。「彼らは私の質問には答えられる。でも、一度仕事で関わってみると、例えばカウントアップの代わりにカウントダウンにしてくれといった最もシンプルな類の要求にも応えられない。」

実際はたった63%の卒業生しか正社員の開発者として採用されていない。ブートキャンプを選ぶ人の勘違いの一つは、成功者の中にかつて例えばJavaを学んで、比較的新しい言語、AndroidとかiOSのために学び直した学生も混ざってる。そういった人が成功する可能性は完全な未経験者より遥かに高く、その人達も統計に混ざっている。

CS卒とブート卒の比較

www.businessinsider.com

 Triplebyteの分析によるとCS卒とブートキャンプ卒では同程度に成功している。100人のブート卒と150人のCS卒の面接の結果をまとめたのが下記。

スクリーニング(書類審査)を抜けた人達なので、実際、書類でどんだけ落ちたかとか保証しないようなことも書いてありましたが(普通に考えるとCS卒の方が書類は通りますね)、このグラフは見方で解釈変わると思う。企業が一番求めてるアルゴリズムやデータ構造の項目ではかなりの差がついてる。Webデザインとかマークアップ言語関係はCSでは全く習わないのでブートが勝つのは当たり前。スタートアップとか以外だとプログラマがやる仕事じゃないですからね。餅は餅屋。デザイナにお任せするのが正しいチームのあり方です。CSでもhtmlはjs試すため、とか視覚化のためで身に着けてる人は多いけど…。個人的な解釈だと(CS出てきたんでそっちにバイアスかかってるけど)、お互い習って他方が習ってないとこでは勝ってるけど、1番求められてる部分では圧倒的にCS。これ、2年後どれくらいできるようになってるか気になりますね。アルゴリズムとかデータ構造わかってれば壁は結構簡単に越えられますが、知らないとそこで頭打ちか時間かけて越えることになると思います。日本ではほとんどそこで頭打ちだよね…。そこは河から流れ着いた海の入口なのに。で、自分はできる、10年やってるから文系でも通用する、プログラミングにアルゴリズムや数学は要らないと、大海に漕ぎ出してる人が結構人がいるのを知らずに河口で自画自賛して叫んでるという。日本のブートだとホントに頭打つまで10年かかるかも知れない…。

海外のブートキャンプでは日本のT某みたいに安易に嘘とわかって信頼を落とさないように、基本的にCSで学べないと言ってるところは少ない印象です。「CS専攻ではしっかりと学べるけど、時間もお金もかかるし、プログラミングに絞って考えると効率が悪い」、というような言い方で、上のデータのように実務上同程度まで育てるという感じです。大抵半年とかですが。

と、まぁ、最後のは若干ポジティブですが、海外でも色々と金儲けが横行して問題になってるブートキャンプです。プログラミング教室受講を決める際は絶対、1人で決めずに知人のIT系の現役技術職の人間に相談して下さい。10万超とかものによっては30万とか払って、趣味のおままごとレベル学ぶのでは目も当てられません。ほとんどが仕事で使えるレベルじゃないのが現実です。というか、半分くらいの知識がプログラマとして(1人でサービスを開きたい以外)要らない感じで、短期間な上に半分くらい時間を無駄にしてるので。本質的な理解で言うと、下手したらほとんど受かる下請け、孫請け系システム会社の給料もらいながらの研修の方が学べる可能性すらある。

近いうちに、文系で10年業界経験あって、CS修士持ちという特殊な経験の人間として、幾つかの角度からプログラミング教室のカリキュラム評価を近いうち(1ヶ月位かかりそう)書きたいと思います。Railsでサービスが作れちゃう、とかじゃなくて、ちゃんとやってるところもあるので。

あと、Nグラムとかベイズ使ってAI組むかもなので、その話も後々。今、AIの授業何個かにまたがって教科書に使われてる1000ページ以上の英語の本読んでて、自然言語処理(Natural Language Processing)の辺りの最初にその辺が出てるので、実装してみたいな、と。ちゃんと自然言語処理全部読んで実装検証してからですが。てか、AIやりたいって言ったら簡単にできそうに思われてるけど、AIとかリアルタイムに顔認識してどうこうって思ってるよりハードル高いんだけどなぁ…。ちゃんと精度出すならの話ですよ、もちろん。

ただ、プログラミング教室評価するにしても、Webプログラマというより、オールラウンドエンジニアでWebの比重小さめなので、デザイン寄りに行きたい人には参考にならないと思います。というか、デザイン寄り行きたい人は素直に専門行ったほうが絶対良いと思うよ。兼任でちゃんと学んでないプログラマの流用ベースのデザイン哲学教えられるのってどうなんだろうね。ついでに業界の状況についても分かる範囲で書いておくか。未経験や文系なら、門戸の広さや敷居の低さで普通システム業界が最初の選択肢だしね。web業界は技術の流行り廃りの速度も早いし、変更・改修多くて開発の速度も早いし、プログラミングが向いてて好きな人じゃないと本来きつい業界です。

プログラミング教室営業の大嘘〜大学で普通にプログラミング身につく件〜

ITコンサルの友達が1本稼いでるって聞いて、マジか、月収100万か!!とビビったら、普通に1000万だった件。まぁ、30代も半ばまでIT業界コツコツ積み上げるとそれくらいの人、企業内でもフリーランスでも増えますよね。

大学でプログラミングを学べないはプログラミング教室の流した嘘

プログラミング教室で大学でもプログラミングできる人間ほとんどいなくて、独学で学んだ人間が教える!とかだいたいのとこで言ってるんですが、日本の大学ってそんなにレベル低いのか、と思ったら、それ、プログラミング教室の流してるステマの一部ですね。競合の大学が遥かにレベル高いと「文系でもできる!」「未経験でも短期間で即戦力」とかって誇大広告が使えなくなるからね。

www.ituore.com

これの中の人、自称大学院でプログラミングを専攻してる人なんですが、良く考えたらプログラミング専攻ってなんやねん。CSの専門領域にもプログラミング言語はあってもプログラミングなんてありません。そもそもでプログラミングは学術分野ではない。記事に書いてたんでWebCampってとこのステマかな、これ。真子氏もそうだけど、プログラミング教室の記事って、大学にLabとかTAの存在をないように扱ってるよね。大学ってプログラミングの授業はたいていLabがあって、そこで実装に必要な技術対話式でTAが教えてくれます。実技面の補講みたいなもの。TAもオフィスアワーあるから行けば時間の許す限り教えてくれますよ。3年とかになると研究室にも入るから教授とか先輩にも聞けるはずだし。どうも、この人もCSじゃないんじゃないか疑惑。

むしろプログラミング教室のほとんどは監視下で独学してるだけ

本来、教室行くメリットは理論部分を教われることなんだけど、実際は課題投げてわからなかったら教えてくれるだけですよね?生徒用の会員サービスページで読む形だったら独学と全く変わらないし。そもそもがさ、コンピューターサイエンスの授業ちゃんと受けた人間と独学の人間で、なんで独学に教えてもらいたがるの?サッカー教わるとして、クラブチームで習ってレギュラーで試合出てた人と空き地で1人で蹴ってた人、どっちに習いたい?独学の人は、独学の仕方教えたり独学の手助けはできても、誰かに習ったことないから、プロで何年も教えてる教授の教え方とかわかんないでしょ?
結果として、教え方は独学+質問しかできないだけなんですよね。動かし方は知っててもどう動いてるかわかってないから。

プログラミングとかアルゴリズムってできる人にはパズルみたいに感じると思う。パズル解けないからってすぐ答え教えてもらいますかね?というか、自分でデバッグさえできれば、課題もらえば一人で解けるし、職業としてやりたいなら解けないといけない。その謎解きが楽しめないなら職業にしても楽しくないと思うよ。1人で解決する方法教えたら、課題は教室でやらないで宿題でいいじゃん…。せめてやるなら、他の学生がいないとできないペアプログラミングとかやったらいいと思う。下手するとプログラミング教室の運営の人達、ペアプログラミングも知らない可能性ある。独学しかしたことないんだもんねぇ…。

ただ動くだけの独学プログラミングと違って、アルゴリズムとかって独学ではきつい部分あるんですよ。証明も必要だし、半分理論ですし。動かすだけでなく、なんでこのやり方だと早いの?の根本理解は教えてもらったほうがいい。特に乱択系とかグラフ系とかできなくはないけど、独学結構きついですよね。データ構造にしても、ただ使ってるとなんでの部分が浮かばないので、原理を説明してもらった上で自分で組んでみる、それが大事だと思います。配列とかハイレベル言語だと、中で動的に拡張とか行われてるの知らないですよね?生成時にサイズ指定しないと簡単にはみ出す(Javaだと初期10個)んだけど、内部のサイズ越えた時点で大きい配列を新しく作って(大体2倍のサイズとか?)、そこに全部の要素入れ替えるとかってことが行われるんですが。その代わり、ランダムアクセス(100個中の45個目を見たい時、45番目にいきなり飛べる)ができる。個数分からない追加には向かないし、途中に追加するとそれ以降全部後ろにずらさなきゃなので、そういうのには向かないけど参照にはいいんですよね。リストだと前と後ろがどれか、って情報を持つので、最後に追加するなら最後の要素にくっつければいい。最初も同様。ただし、ランダムアクセスできないから、前か後ろから辿らないといけない。最初と最後を判断するのに番兵的な要素を置く、なんて話もあって、結構面白いし、知ってるとデータ構造の選択が正しくできてスケールによってはパフォーマンスに寄与できる。

だから、まともなプログラミング教室は課題を黙々とやらせてわからないところを聞く、じゃなくて、教えないとわかりにくい部分は教えて、宿題をたっぷり出す。宿題や教えたところでわからなかったらいくらでも質問に答える。それが普通です。課題は応用でそれに使う技術は授業で説明するのが普通。なんていうか、教室で監視されながら独習してるって金払う意味あるんだろうか…。一人でできないなら、友達と集まってやれば大差ない気がする。そのグループ内に向いてる人が一人でもいればその人がサイトでの説明を伝えても向いてない側の学生メンターとレベル変わらん気が。ちなみに、ググってばっかのエンジニアは2流、ググってもわからないエンジニアは3流です。

プログラマを新卒採用する意味ってあるんだろうか

ちょっと話逸れるけど、プログラマって才能がほとんどなので、新卒から育てる意味ってない気がします。どちらも未経験として、向いてない新卒5年目と向いてる中途1年目って同じ年齢でも能力変わらないというか、下手したら中途の方が上なんですよね。IT企業で新卒エンジニア職取るなら未経験取る意味ってない気がします。向いてるかわからないのに時間かけて育てるのは時間の無駄。プログラミングしなくても向き不向きは確かめられるので、向いてる人の青田刈り、ならありかもですが。まぁ、日本の企業はエンジニア職で採ったのに企画になるとかあるから、正直、新卒の職種とかどうでもいいのかも知れませんが。

アメリカのコンピューターサイエンスのプログラミングクラス

前に概論でちょろっとと書いたんですが、実は大学1年レベルで必修3クラスありました。そういえば大学でTutor(学内個人指導)で働いてた時、2年のデータ構造クラス教えてたけど、1年の概論1の質問されたことあったなぁ。

俺、大学院から行って、学部レベルの授業は大学院の卒業条件のクラス(データ構造、アルゴリズム、計算理論、アルゴリズム、OS I、OSII、プログラミング言語)しか取ってないので1年の授業把握しきれてませんでした。学部のプログラミング関連クラスは1年のオリエンテーションクラス、概論1,概論2で必修。この辺できないと2年以降のはまず無理だと思う。何度も書くけど、エンジニアリングは積み上げなので、基礎ができないと応用はできません。掛け算ができないと分数の掛け算ができないみたいにね。まぁ、プログラミングだけは、基礎を誰かが書いてくれて知らないでもライブラリがやってくれたりするけど、ライブラリが実はバグってたって時に誰かがバグ修正してくれるの待つとか言ったら事業的には大損失ですよ。

せっかくなんで、1年の必修3つのクラスでやってることを順に説明します。

CS160:コンピューターサイエンスオリエンテーション

  • 進数変換:アルゴリズムを書く
  • 問題解決のステップ:Syntax vs Semantics、エラーハンドリング
  • データ型、if文、ループ
  • functionデザイン:擬似コード
  • function
  • Listと配列
  • 2次元配列:コンソール上でマルバツゲーム

 言語pythonで、結構ちゃんとやってる。毎週課題。

CS161:コンピューターサイエンス概論1

  • プログラミングとは
  • C++でデータ型、変数、定数
  • 算術計算と入力
  • 条件文とランダム
  • ループ、文字列
  • エラーハンドリング、デバッグ、処理分割
  • 引数、値渡し、参照渡し
  • 再帰処理
  • 再帰とループの違い(メモリの使い方とか)
  • 配列とC++とCの文字列の違い
  • ポインタ、スタックとヒープ、静的と動的、メモリリーク
  • 静的2次元配列とポインタ
  • コマンドライン引数、
  • 動的2次元配列
  • 構造体と構造体配列
  • オブジェクト指向言語

 CとC++の基本的な部分はカバーしてますね。課題は10週で6個。

CS162:コンピューターサイエンス概論2

 結構ガチにオブジェクト指向プログラミング。課題は2週に1個。システム会社の研修ではここだけ習いました。

大学の授業でほんとに身につかないの?

上記の3クラス、全部Lab付きでプログラミングしながらTAに聞く時間ありますね。TAもオフィスアワーあるので、その時間にも聞ける。友達に手伝ってもらいながらでも単位取れたら結構ちゃんとプログラミングできると思うんですが、日本の大学ではここまでやらない?これ、1年で取らなきゃいけないって1番基礎的な内容ですよ。繰り返すけど、1年で習うっていうのはこれくらいわからないとその先何も勉強できないってことです。もちろんですが、毎授業Readingの宿題出て、読んで来たところを授業で教えて、習ったところを課題で自分で実装します。でも3個取ったら9ヶ月かかりますね。これでも基礎だと思うんですが。3ヶ月で未経験が即戦力?この3つ必修で、さらにアルゴリズムとデータ構造も必修なんですが。学校でプログラミング身につかないって言ってる人が本当にCS専攻だったら、学校がプログラミングを重視してないとこだったか全くプログラミングが向いてなかったか、としか思えないなぁ。1年生の時に9ヶ月とかで身につけなきゃいけない基礎を4年間で身につけられなかった人が1ヶ月とか3ヶ月で教えるって、魔法の粉でも飲んでるとしか思えんなぁ。脳内でできるようになるやつ。

ちゃんと理論教えてTAがわからないこと説明してくれるCS系専攻卒業した人が、学校で全くプログラミング身につかなかったとか言って、プログラミング学ぶのに自分の作った生徒用ページ読んで課題やって質問するだけ(独学でわからないとこ教えてくれるようなもんで大学の授業から講義とLab取ったようなもの)の方が有効とか言ってる人の意味がわからない。どう考えても詐欺師の口上なのですが。もし、真子君が本当に情報テクノロジー科卒でCもC++pythonも使えないとしたら、アメリカでは大学1年の必修も突破できないですよ。でもさ、クラウドワークスでできることに書いてないって、ガチでできないんじゃないか?

うちの大学だと、4年でカーネルいじるし、4年は大学院の授業も取れる(最後の課題が大学院生は1個多い)けど、パラレルプログラミングでGPU使ったパーティクルシステムとか実装してたし、アーキテクチャではアセンブリ使ったり、BeagleBone Black上でプログラム組んだり、Shaderの授業ではcompute shaderとかtessellation shaderとか使ったり、虹とかディスクの周波数で色が変わる的なの実装してたし、ジオメトリモデリングとかもやってた。それが学部レベル到底プログラミングできない人は卒業できないと思うんだが…。ちなみにプログラミングできないと大学院では単位取れる授業1,2個しかないんじゃないかな…。結構数学的に難解な理論を実装することが多いから。課題では論文の実装とかザラ。プログラミング言語の授業ではHaskellでラムダ計算実装する課題出て、お互いのソースを分析するグループディスカッションしたけど、9割が完答してた。ググっても答え出ない感じの問題ね。

ちなみにhtmlとかcssは基本的にCSでは習いません。ガチでデザインするならデザイナーの領域だし、表示する程度だったらマークアップ言語はCとかC++pythonが当たり前に使える人には鼻歌とオーケストラくらい難易度に差があるので…。

ちょっと、プログラミング教室で無駄金払ったって人、これ拡散してくれませんか?ステマの被害者増えないように。

それと、アメリカでは起業家は尊敬されます。何故なら雇用を生み出すから。なので、1人でWebサービスをやるために起業した人は尊敬の対象ではないです。むしろ、なんて強欲で自己中なんだ、という評価かな。なんだかなぁ、システム業界はIT土方のブラック業界だし、Web業界はうさんくさい詐欺ばっかになってきたし、もう、大企業以外、スマホゲーム業界位しかまともな業界ないですよね。スマホゲーム業界も稼働はそこそこ高いけど好きでやってる人も多いから、1番まともな気がする。業界としてはね。Web業界はアルゴリズムとか最低限わかってないと入社できない最先端を攻めてる層となんとなく動けばOKの情弱市場狙い詐欺まがいの底辺の層に2分してるんだけど…。

chrome拡張機能で各種(ステマ、アフィリエイター、金目当てブロガー)ブロッカー作成開始

chatworkで攻撃的だと思ったクリエイターの方が話したらいい人だった件。直接話すほうが楽ですよね。ノンバーバルコミュニケーションって大事。

なんでTECH::CAMPを褒め称える記事が多いかやっとわかった

よく見たら、TECH::CAMPをもてはやしてるインタビュー記事はほとんど広告か自社ブログか広報だった件。そりゃね、業界に1年でもいる人間なら、こんなカリキュラムやっても趣味の人としか判断できんよ、という内容ですからね。prottのGoodpatchと組んだみたいだけど、ここのプログラミング教室はデザイナーも少しコード書けるように、とかそのレベルだと思う…。プログラマの山の2合目にも届いてないですねー。麓まで案内してすでに金を取る、的な。

下記の清水亮さんの会社に営業に来た非エンジニア職向けのプログラミング教室のT社って情報見る限りTECH::なにがしですよね。

プログラミングを知らない人がプログラミング教育をする危険性 - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

d.hatena.ne.jp

自慢のgithubの一つが↓ええええええ。これただのオンラインストレージというかバックアップやんけ。バージョン管理意味ないwww

github.com

ちなみにdiv元チーフエンジニアのN氏はGoogleインターンしたあたりまではいいけど、中での評価振るわなかったのか(海外ではインターンで気に入られてそこに就職が多い)、Lang-8とか何個か経由してdiv入る直前に↓のを書いてるけど、ラムダ式(lambda expression)とラムダ計算(lambda calculus)の違いがわかってないような。参考にしてるサイトが間違ってるんだけど。わからないものの説明は止めようよ…。これがわからないことすぐ聞く弊害?間違い拡散してもなぁ。というか、俺も授業でHaskell使ってラムダ計算を実装したけど、ラムダ計算勉強するのが先じゃない?何を実装してるかわかってないのに理解できるものかな?順序逆ですよね。Y combinatorでラムダ式ってわからなかったら、まず、それが何物か知ろうとしないと。調べてたら、うお、ラムダ式ちゃうやん!ってかなり漫☆画太郎先生が書きそうな顔になるのは間違いないんだけどな。それが知らなくてもいいで教えられる怖さ。最後の引用にラムダ式じゃなくてラムダ計算って出てきてるけど、用語の違い気にしてないっぽいしね。ラムダ計算で再帰は難しい問題だから、それが出てくるわけだけど。

qiita.com

ラムダ計算とラムダ式は全然別物でラムダ計算はかのチューリングマシンと同等の強度を持ったモデルですね。チューリングマシン知らなかったら、申し訳ないけど、深い話できない気がするので計算理論の基礎を学んで下さい。P≠NPとか理論系の話するときはその辺解らないと基本的な議論にもならんのよね。Web業界の人だと、PとかNPとかNP-completeの概念は知ってた方が良いと思う。システム業界だとそこまで計算量が影響するプログラム書く必要なさそうだけど。

ちなみにこの方、今はQiita作る人になってるっぽい。よかったね、いいタイミングで抜けられて。 

ネットビジネスを続けるとたどり着くのは結局商材かコンサル

ネットビジネスの人達(アフィリエイター、金儲け目当てのブロガー)の排出するゴミは基本的に見たくないんだけど、というか、間違ってたどり着いちゃった人が9割でしょ、で、マジ、ネット嘘だらけだよな、でそれを書いてた人もアフィリエイターだったので、うげ、釣りかよ、と思ったんですが、それなりに現実を語ってる。

arata01.info

からの、結局辞めなくてよかった、で辿り着くはコンサルという。3年努力して辿り着いた先がゴミ生産工場(アフィリエイター、ブロガー、ステマサイト)のコンサルって…。で、コンサルページの作りがまたひどい。WordPress講座ってなぁ…。エンジニア的にはシェアの多いCMSなんて狙われやすいんで全く薦めないすよ。シェア多いってことはセキュリティわかってないと危ないってことで、この前、pluginに難読化されたマルウェアが埋め込まれてたとかいう話があった。なんで、こういうことが起きるか、って、シェアが多いってことは、上手くウイルス埋め込むと自動でかなりの人がミツバチになるわけですよ。個別に攻めるより楽ですよね。非エンジニアもこのプラグイン便利そう、で突っ込んで新たなミツバチ産まれる的な。上記読めばわかるけど、ブログ、アフィリエイトで稼げなかった人がブログ、アフィリエイトで稼ぐためのコンサルで3ヶ月40万、半年70万ですって。言ってしまえば亜種情報商材。半年後には破産して逃げてるかもね。あれ、成功できなかった人がその分野でご教授して稼ぐって何処かで見た構図だぞ…

arata01.info

あああ、Web業界の起業家とかフリーランスガチでうさんくせえ!!!
なんで失敗談しか語ってない人のページからコンサル依頼する奴がいるんだよ、情弱業界の闇は深すぎるだろ!!!

というわけでブロッカー作ることにした

会社のハッカソン向けにAIプログラムするので、時間取れるか微妙ですが、この類のゴミサイトを視界に入れたくないので、検索に各種ゴミサイトが出ないようにするchrome拡張機能を作ることにしました。やってる人達以外みんな不快なのに無駄にSEO対策とかで出てきちゃうんで、利用者皆でゴミサイト情報共有して自動で視界に入らなくするというゴミ掃除から。一応、隠したい種類選べるようにステマ、アフィリエイター、金儲け目当てブロガーで別々に隠す感じで。もしかして、俺、この辺の情報収集してるからGoogle先生が慮って前に出してる部分もあるのだろうか。

問題はどう対象のドメインを登録していくか。通知ボタン付けて手動確認かなぁ。ステマに詳しいという山本一郎さん、リスト持ってたりしないかなぁ…。まぁ、言っても100〜1000サイトも登録すればだいぶ綺麗になる気がする。古いのは流れてるだろうし。とりあえず、これに関しては無料で動いて、賛同してくれた人は寄付でも下さい、くらいでいいや。

小さなことからコツコツと。できたら皆、拡散してくれよなっ!

ネット上のゴミ掃除がしたい

週末、仙台に牡蠣を食べに行って知り合った女子に言われました。

IT関係って怪しい!
特にフリーランス

こちらフリーランスのITエンジニアですが、何かヽ(`Д´)ノ

 

ITエンジニアが怪しい職業だと思われてる

なんとなく理由はわかります。

  • 情報商材屋(アフィリエイター崩れ)
  • フリーランスをやたら進める自称できるエンジニア(自分派遣サービス事業者)
  • 金が欲しくて仕方ない職業ブロガー志望者(意識の高いニート)
  • ゴミニュースで稼いでる人達
  • webサービスの作り方を教えるまともな勤務経験ない人の運営するプログラミング教室とその弟子達
  • 上記につながるステマ

ネット上が気付いたらゴミだらけ(上の全部ゴミ)で、技術力ない人が技術を説明してるブログとか(勉強の履歴で70%しか理解せずに書いてるのとか、紙の日記に書いてやぎにでもあげて)、ちょっと、ネットがやばいぞ、と。アメリカの大学院卒業して、しばらくは日本にいようと思ってるので、会社の事業としてネット正常化につながることをやっていきたいな、と思ってます。ちなみに、現在、フリーランスのエンジニア(お世話になってる会社と契約してる)をしつつ、自分の会社の稼ぎがフリーランスの収入超えたらそっちのみにしようと思ってる感じです。

情報商材屋という亜種ねずみ講の人たち(怪しさ99%)

まじ胡散臭いです。この人達がネットをうさんくさくした筆頭でしょう。与沢翼とかネオヒルズ族資格商法業者は親戚ですね。アフィリエイトからのルートが多い。アフィリエイトなんて基本金にならないですからね。論理的に考えて、アフィリエイトが必要→売れない商品→宣伝して欲しい、なわけで、売れないものを売るわけですよ。で、手法として使ったふりしてお薦めするサイトを量産するという詐欺行為が行われている。リンクでa8.netとか?aid=xxxとかついてたらたいていそうですね。短縮アドレスも踏まないのが正解。でも、結局小遣いの域を出ないから、成功してる人にノウハウを教わろうと商材に金を払う。しかし、商材の中身は儲かるわけないのでこうやって商材を売りなさい、的な。もしくはググってきた話のまとめとか本人もできてないようなそんだけ時間かけて努力すれば稼げるっぽいなという妄想。それを虚飾の写真(儲かってるフリ)とかで信じ込ませて売りつけるわけです。でも、実際は商材以外の収入ほぼないからね。その通りやってもどうにもなりません。で、モラルないやつは商材屋になっていくけど、情弱しか買わない情弱市場なので、市場は時間とともに小さくなっていくわけです。

実際のところ、アフィリエイトで稼いでる人って有名人とか、専門的な知識あって、PV稼げる状態の人がスポンサーから使ってみて良かったら紹介して、って提供されたのが良かったからシェアしたとかそういう状況でしか本業レベルで稼げないですよね。普通に考えましょう、アフィリエイトで売れるようになったらアフィリエイトから広告外しますよね。そうなると永遠に売れてない他社の商品を売る営業の仕事をするわけです。それなら、売れる商品の営業に就職した方がいいんじゃない

www.tokyo-inspire.com

このブログでトレンドブログとか触れてるけど、アフィリエイトのために書いてるトレンドブログって申し訳ないけど、ネット上のゴミでしかないし、そこにSEO対策とかやられると検索結果がゴミだらけになってしまうんですよ。まじで、アフィリエイトとかやめたほうがいい。その時間はなんの技術や経験の積み上げにならないから、将来安定して稼げる力はつかない。

フリーランスを薦める自称できるエンジニア(怪しさ70%)

イケダハヤトとか、ノマドとかフリーランス絶賛してる、意識の高い子供が勘違いしたままブロガーになっちゃった人がいますが…。フリーランスって名乗ってるエンジニアって、実際は派遣的な仕事に立候補する自分派遣業者だったりしますね。全くお薦めできないです。中にはレバテックだとかにid付きでリンク貼ってる自称稼いでるエンジニアもいたから、ステマも混ざってるかも。クソなプログラミング教室(侍なんちゃら?)が3ヶ月でフリーランスとか言ってますけど、短期(3ヶ月とか)の仕事を1個2個紹介してもらえるかもですが、続かないでしょうね。今いる現場とか、1ヶ月で切られる人とかよくいるし。2週目来なかった人も…。結局、技術ないとフリーランスなんて無理です。フリーランスの方がシビアです。切るの簡単。翌月発注しないだけ。履歴書に妄想書いても現場3日目でバレますからね。エンジニアリングって基礎の上に、基礎+が乗って、そこに応用準備が乗って、みたいな積み上げの世界で、ただし、積み上げて硬めてちゃんと土台になった技術・知識を身に着けていればそこより下には落ちない世界です。3ヶ月とかのとこ、アメリカでも問題になってるコーディングブートキャンプみたいなもんですよね。

jp.techcrunch.com

これね。3ヶ月で技術力なんてつくわけなくて、センスある人間でも初心者に毛が生えだすレベルなので、そんなんでフリーランスの現場出たら、すぐ切られて、次はそこに雇われることはないです。毛ボーボーです、とか言っても技術の世界にそんな魔法の育毛剤はない。何回かそれ繰り返したら受け入れてくれるところなくなるんじゃないかな。レバテックとかランサーズとか、自分売り込みの、自分派遣的なのだと、見積もりができない人間が仕事取ったら、くっそ安く仕事させられて死にかけるのが関の山でしょう。クライアントがわかってなくて偶然実力の3倍くらいのお金もらっちゃうこともあるかもだけどね。業務請負だと賠償金とか払う羽目になってもおかしくない気がする。

crowdworks.jp

で、自分もフリーランスですが、どうやってなったかというと…。最初は派遣でした。システム会社の正社員から携帯ゲーム会社の正社員になって、会社を辞めてアメリカの大学院に通ってて、夏休みが3ヶ月くらいあったので、出稼ぎに日本に帰って、派遣会社に登録した翌日に面接して、翌週から働き出したのが今の会社です。訳あって、1年間休学して日本に戻ることになり、本格的に学費の不足分とか稼ごうとFBで宣言したら、声をかけてもらって、直接契約でフリーランスになりました。ちゃんと1000万レベルで稼いでるフリーランスのITエンジニアは大半がなろうと思ったんじゃなくて、流れでなっただけだと思います。仕事が決まってたり、得意先がなくて会社辞めてフリーランスになるエンジニアは基本自由崇拝主義のダメエンジニアだと思います。自分の1ヶ月後の生活の設計・見積もりができん人間が何を作れるのだよ。本物のフリーランスは働きたいところに声かけて、直接契約して仕事できる人です。自分を直接売れる自信がない人はフリーランスになっても不幸にしかならんと思うよ。

フリーランスで自由に働けるのは翼(技術力)を持った人だけです。フリーランスって言うことは給料が多い分、責任を全部自分で被るってことです。会社が守ってくれないってことです。経験3ヶ月のなんちゃってフリーランスができますって言ってできなかったら、依頼の料金が消えるだけじゃなくて、納期通り納入されて、稼働した場合の売上の差額分、損害賠償請求されるんですよ、普通。責任持てるだけの技術や知識がないなら、素直に孫請けにでも入って技術磨いて下克上したら良いと思います。努力で上がりやすい業界(専門外から来た人は言い訳して努力しない人が多い)なので。向いてるならね。正直、向いてない人がいくら頑張っても向いてる人が半分の勉強時間であっさり抜いてく残酷な業界です。

フリーランスは時間が自由とかやりたい仕事ができる、とか言ってるのはたいていプログラミング教室かフリーランス派遣サイトのステマです。無視しましょう。

職業ブロガー見習い(怪しさ85%)

ブログだけで食っていきたい。みたいな人いますね。100万PVあって、0.5円/1PVなら50万稼げるわけですが、100万PVとかね。ブログで稼ぎたい、って人が100万PVを得るために何書きますか?だいたい1日3万PVとして、一人が2回来ても15000人が毎日見る情報を発信できる自信ありますかね?そもそもが順序逆でね、ブログで食ってる人の中でブログで食おうと始めて実現できてる人なんてほとんどいないんじゃないですかね?日本に10人いるかどうかじゃないか?東京でヘラクレスオオカブト探すようなものじゃないですかね。人に書き物で読んでもらえるっていうのはそれなりの文才あるわけで、執筆活動とか講演もしつつが普通です。で、稼げない人が手を出すのがまた情報商材というね。そもそも考えてみなよ、金稼ぎ目的にブログ書いてる人のブログ見るやつなんて金儲けしたいやつだけだから、PVで真っ当に稼ぐのはほぼ無理でしょ。日に30人程度じゃない、そんなブログ見るの。となると、またグレーゾーン、ほぼほぼ詐欺の情報商材が出てくるわけで。自分はいくら稼いでる、だから、その方法を教える、簡単にできるとか書いてるやつはガチ信用ならないですよ。簡単にできるならパイを奪い合う人数増やしたいわけないよね、冷静に考えて。教えられるなら、嘘か簡単じゃないか、の2択ですよ。正解の入ってないやつ。当たりのない当たり入りガチャ(黒い1000円のやつ)。

俺はフリーランスのITエンジニアで年収1000万越えてるけど、5年業務経験積んで、語学含め5年かけてアメリカの大学院でコンピューターサイエンスの修士号取ってますからね。楽な道だったとは言えないけど(まぁ、好きでやってるから今はストレスはほとんど無いけど、大学院時代はやばかった)、本気で10年エンジニアやってたら残業ほとんどなくても1000万越えますよ、という感じ。やれるなら稼げるよ、マジで。本気って目の前の仕事を仕様どおりに納期内にこなすとかじゃなくて、↓の最後の普通の定義に当てはまる意識で働いてる人ね。

qiita.com

元々文系時代でも会社で上位でプログラミングできたし(今考えたら上級への壁の前で足踏みしてましたが)、未経験半年でテクニカルエンジニアDB、2年でアプリケーションエンジニアとか取ってて、コード見れば頭の中で処理走る系なので、センスはあると思う。ただ、それだけの資格取ったり経験積んでもWeb業界に転職する時は自分はまだまだだ、って思った。転職活動で半分以上のところでアルゴリズムとかの質問受けて、当時文系エンジニアでアルゴリズムの知識とか必要とも思ってなかったし。で、アメリカ行ってアルゴリズムも学部レベル大学院レベル両方取って、openGLも各種シェーダーも書けるしジオメトリからガチでテクスチャ貼ったりできるし、Ray Tracer、Photon Mapper書いたことあるし、パラレルプログラミングもopenMPopenCLなら使える。機械学習でも死にそうになりながらA-取ってるし、プログラミング言語(抽象的な言語自体の仕組み。ラムダ計算とか言語の本質的な部分)もDB(インデックスとか最適化の順序、ロックの仕組み、Hadoopなどなどの論文読んだり実装したり)も大学院レベルの知識はある、という人(テストで英語の誤認とかあってもGPA3.73なので、取ったクラスはほぼ全部9割前後は理解してる)ですので、もう少しもらってもいいと思ってる。若干持て余してます。アメリカだと10万〜15万ドル水準なんですが、飯も暮らし合わなかったし、結婚も日本人としたいですし、しばらくは日本…話逸れました、そもそも仕事大好きなので、毎日ブログ書かないと収入が確保できないなら職場行ってプログラミングした方がいいっすわー。

楽に稼げます、なんて言ってる奴を信じるのが間違い。楽に稼げる仕事って大抵グレーゾーンなので規制入った瞬間に収入なくなるし、その期間の経験が職業上の空白になります。エンジニアは楽しみながらコツコツやるほうがいいですよ。

ネットニュース記者というネットサーファー(怪しさ70%)

この人たちは給料もらってるから、ブロガーとかアフィリエイターよりマシに見えるけど、ネットサーファーですね。TVとかニュース見て、見た内容書いて、感想をtwitterの引用とともに書くだけの簡単なお仕事。あと、DeNA問題のコピー職人とか。この人達1000万前後稼いでるみたいですね。恐怖です。プロじゃないのでモラルとかプロ意識はほとんどなくて稼いで駄目になったら逃げるんだろうと思う。ただね、それ、AIでよくね、って話で。

www.itmedia.co.jp

数年後にはいない人達ですね。引きこもって、ネット上で情報集めてニュースサイトに上げる仕事とか、会社行ってプログラム書いてる方が楽しいです。

サービスを成功させたことない運営がサービスの作り方を教えるプログラミング教室(怪しさ75%)

最近ガチでやばいと思ってるのは株式会社divの真子就有とTECH::CAMP。

www.lifehacker.jp

【追記】よく見たらこの記事、PRカテゴリでSponsoredって金払って載せてもらった記事やんけ…。Lifehackerも金払えばこんな詐欺まがいの会社の広告載せちゃうのか…。

大学時代からエンジニアとして活躍した真子氏のプログラミング技術は、実はすべて独学によって習得したものだ。しかし、大学の授業ではほとんど身につかず、専門書を読みながら学習を続けたという。

日本とアメリカの違いあるけど、大学の授業でプログラミングは大して教えてくれません(概論クラス1個が教えてるくらい?)が、めちゃめちゃ求められました。

【追記】1年からpython, C, C++をガッツリやらされてました。問題解決のステップから紙でのアルゴリズム、ポインタとか静的・動的な違い、ポインタ、配列、リスト、再帰、ソートにオブジェクティブ指向。まぁ、それくらいできないと2年からの授業無理だよね…。データ構造とかポインタが基本だし。理論メインのクラスでも課題は大抵実装だったし。2/3のクラスでプログラム書いてた。

OSのクラスではCでファイルディスクリプターどうこうしたり、カーネルのディスクI/Oのエスカレータを拡張するとか。機械学習ではpythonかRあたり使いこなせないと課題1個もできないし、課題のプログラミングは一切教えられず独習でできて当たり前だった。 プログラミング言語のクラスではSyntaxとかSemanticsを自分で書くのにHaskell使ったり。学校だけで10個くらい言語使ったし、チームで作業もしたし、CとかC++使えないと話にならない。引用見ると、大学でプログラミング教えてくれる前提で語ってますが、コンピューターサイエンスの学部でプログラミングは日本語話すのと変わらないので、教えないですね。できて当たり前。音感ゼロなのに音大来ちゃったようなもんですよ。いるけどさ、実感3割程度。アメリカだと、その半分は最後までたどり着かないですね。少なくとも2人でチーム組んでも片方はできないと単位取れないし。大学で身につかなかったというなら、プログラミング向いてないとしか…。

独学で1つのサービスを構築できる域に達するには、僕の場合で約1年半の歳月を要しました。

これ、俺、文系時代にシステム会社の研修2ヶ月でほとんど質問することなくJavaですが、ショッピングサイトみたいなの作れてましたが…。この人、サービスを成功させたことはないので、データと連携してまともに動くサイトが作れるようになるまで、って意味ですよね?まぁ、思いっきり盛ったせいで自分が無能に聞こえちゃってる気がしないでもないけど…。Rails推しというか、この人php, ruby, js, objective-cしか使えないみたいなんですが、Railsフレームワーク提供しても1年半かかったんだろうか。圧倒的にプログラミング向いてないんじゃ…。

crowdworks.jp

自分で色んなとこで”波乱の起業家人生"を語ってるけど、学校でちゃんと学ばずインターンばっかして意識高くなって、内定蹴って起業して、logとかclassとかサービス作って、どっちもコケて、受託で金なんとかして、やっと当たったのがTECH::CAMPですよね?つまり、一度もサービス成功してない気がするんですが…。しかもさ、社名とかサービス名とかググった時に出にくいのを選んでるのはすごくきな臭いです。

しかも、卒業生たちが次の受講生を指導する「メンター」に就くといった好循環も生まれている。事実、「TECH::CAMP」で働くメンターの約9割は同講座の卒業生だ。

質問し放題、だけど、答えてくれる人に業務経験はない、という恐怖。学生半額とはいえ、社会人は10万以上払って、なんちゃってモックサイトしか作ったことない学生に教えられるんですよ。それが仕事に結びつく想像ができるとしたら、数学的思考ができないので、業界向いてないと思うなぁ。Aをする予定のまともにAを処理したことないAPIを呼んで、AとたまにBもしてくれるはずだと期待する、とかって話じゃないか、それ。色んなとこバグってるよ。

その理由を突き詰めてみた結果、プログラミングはとにかく手を動かして覚えるのが重要であること。そして、不明点が出てきたら即座に質問して教えてもらえること。この2つが最速で習得する秘訣(ひけつ)だと痛感したのです

前半を主張するのは中級者に多いですね。ある程度の適性あるけど、正しい努力ができない人。中級から上級への壁はアルゴリズムの理解なしでは越えられません。慣れるとプログラミングを書くのは早くなりますが、難しいことはできません。誰かがやってくれることを早く呼べるようになるだけです。後半はダメなエンジニアに多いです。すぐ聞いたら考える力育たないじゃん。問題解決できないエンジニアって、考える習慣のないエンジニアって現場的にマイナスですよ。現場に出てわかんない度に聞いてたらできるエンジニアの生産性落ちまくりです。それより、リバースエンジニアリングでソースが何してるか理解したり、ログを出してどこまで正常に処理できてるか確認したり、デバッグで処理を止めながら正しく動いてるか確認する技術を教えたほうがいいです。それで原因を特定して、ぐぐってもダメなら聞く、が普通のエンジニアです。できるエンジニアはソース読めば大体わかります。この人、話し聞く限り、才能のないダメなエンジニアの典型です。

要するに、彼はプログラミング教室をビジネスとしてやっていて、そこを出たら業界で働ける人間を作る気はないように思える。プログラミング教室でプログラミングというより、サービスを一人で作る方法教えてるしね。少人数スタートアップの初期メンバー以外にその経験は要りません。初心者はメイン部分が動く状態で小さい機能追加とかバグ修正からアサインされるのが通常です。

結果、下記のようなことになる。この人はTECH::CAMP回避したみたいだけど。

make-from-scratch.com

TECH::CAMPは紹介で金を払ってるようなので、褒めてる記事、完全にステマです。唯一、卒業生で、東大卒元マッキンゼーの人の作ったWealthNaviはちゃんとしたサービスだと思うけど、この人、独学でも変わんなかったんじゃないか、疑惑。多分、卒業生で有名なのはこの人と

blog.tech-camp.in

くらいなんだろうけど(ちなみにこれ、TECH::CAMP自体の宣伝ブログですね)、seekleはテストデータ丸見えの状態で放置されてます。まともな会社じゃ絶対ありえないやつ。開発環境とかステージング環境とか分けて、本番環境以外公開しないですからね。ある意味、この子被害者でかわいそう。サービスを作れる、作ることに意味はないんですよね。初心者に毛が生えてきた程度で作れます。ただ、サービスって多くの人に愛してもらって、喜んでもらう対価にお金をもらって(スポンサーや広告でも良い)、それでサービスをより良くして還元して、という良いループができて初めて、生きたサービスになるんです。自分達がノリで作ってノリで捨てるようなものサービスでなくただのおもちゃ、遊び場です。砂場で作った砂の城を元にビジネス語って人に教えるとか、もうね、資格商法の方がマシなんじゃないか、教材手元に残るだけ(ここはオンライン教材で卒業すると見れないらしい)。

2020年には500億個ものIoT製品が世の中に広がっている予測もあり、すさまじい勢いでエンジニアのニーズが拡大しているにもかかわらず、エンジニアの数は圧倒的に不足しているのが現実だ。裏を返せば、人材の育成という面で計り知れないほどの社会的ニーズがあるということでもある。

と記事で言っていて、人が足りないのは確かなんだけど、人材不足の原因は絶対数というより、できるエンジニアが少なすぎるわけで、基礎もわかってないRailsフレームワーク上でなんとなくデータを変えたテンプレサービスが作れる人じゃないんだよね…。そもそもIoTの時代が進んで必要なのWebサービス作れる人間じゃなくて、基礎わかってネイティブ的な部分もできるクライアントサイド作れる人間なんじゃないか?このCEOの方は、Objective-CはできてもJavaもCもC++もできないし、規模の小さい会社でのインターン以外一度も会社勤めしたことないし、Web業界でなんちゃってサービス作った経験しかないから業界事情わからないだろうけど、色々卒業生のブログ見た限り、ここで育ったエンジニアが現場来られたら、むしろ人手がさらに必要になると思う。だって、わからないことのほうが多いのに(フレームワークが勝手にやってくれる部分が多いので)、わかんなかったらすぐ聞け、って教えられてるんでしょ?メッチャコストかかるやん、その新人。いない方がいいよ、マジで。

ちょっと調べた限りCAMPとかTECHとか名前についてたり「○ヶ月でプログラマー」、「○ヶ月でフリーランス」(○は6以下)とか「○○は知らなくていい」とか書いてあるのは大半、教えてる側もプログラミングがわかってない人達だし、金目当てか本気で業界がわかってないかどっちかです。ちなみにアメリカでは半年でも問題になってます。

プログラミング=アルゴリズム+データ構造

なので、もし入会を考えているなら、説明会で講師に、IT業界の友人に

「せめてソート3種類以上の仕組みと計算量、動的配列とリストとマップの仕組みと何に向いてるかくらい説明できない人にプログラミング教えるだけの実力はない、と聞いたんですが、説明お願いできますか?」と聞いてみましょう。これは大学3年で即答できないといけないレベル良いプログラミングをするための基礎です(動くだけのクソみたいなプログラム作って満足してる人は知らんだろうけど)。別に人呼んできて説明されてもアウトだと思います。教えるのは最初に説明してた人だろうからね。むしろ、説明会の人が一番できる人で実際は教えない可能性もある。ちなみにソートはそれぞれ違うアルゴリズムの手法を使ってるので、アルゴリズムの理解にはお薦め。

あと、運営の人達が本当にプログラマなのか確認した方がいいです。プログラマの仕事はサービスを企画することでもデザインをすることでもないです。サービス作るなら、企画の人とデザインの人は別でスクール通ってて最後に組む感じならまともかなぁ。じゃなければ、教室側でプログラマの仕事以外の部分は提供してくれないと就職しても、その知識や経験、全く意味ないですよ。プログラマに求められないから。1ヶ月とか10週間しかないのにプログラミング教室でプログラマがやるべきじゃないところまでやらされるのはおかしな話です。プログラミングに専念しても3ヶ月でやっと先輩付けて仕事に参加できるかな、というのが業界の中の人間の感覚なので。

エキスパートコースは10週間で、第一線で活躍できるエンジニアとしてのスキルを身につけられる内容となっており

こういうこと言うやつは絶対信じちゃダメ。そもそもこの人、スタートアップ以外のシステム業界とかwebの大企業の第一線での働き方知らないでしょ…。プログラミングはできる人間とできない人間に分かれて、真中が少ないふたこぶラクダの才能の世界です。本来、最初にIQテスト(アルゴリズムを考える作業はIQテストの答えを導くのに似てる)で向き不向き見て向いてないなら、経験重視のインフラエンジニア講座を進めるとか、ちゃんとカウンセリングしてくれるところじゃないと無駄金払って起業家ごっこをさせられる羽目になります。10週間とかいうとこより、技術的にどの段階まで育てるとか言ってる方が信用できます。10週間で強制退場ってことは向いてない人だと半分いかない可能性ありますよ。

私はこの事業を通じて『すべての人が幸せに生きる世界を作る』というdivのビジョンを体現したいんです

これ、本気で言ってるなら本物のうつけだし、ビジネスの視点で言ってるなら、とんだペテン師だし、この人はガチでヤバイと思う。まぁ、キャッチコピー全部誇大広告だし、元々虚言癖というか誇大妄想あるんだろうけど、業界10年いて、本場の大学院でCS学んできて、彼のカリキュラムでまともなエンジニアができるとは思えません。それどころか業界の足を引っ張る、今まで以下の新たな最下層を増産してるとしか思えません。この人、金稼ぐ才能はあったのかも知れないけど、やってることは実際の価値の100倍で物を売ってるようなものなので、本物の教室が台頭してきたら長続きしないと思います。実際、有名どころのTECH系サイトに載ってる記事もよく見たら金払って載せてもらうPR記事だしなぁ。カテゴリがPRでsponsoredアイコンがついてるだけとかステマと紙一重のラインだよ。

ステマ業界の人達(怪しさ95%)

イケダハヤト的な人ですね。あと、TECH::CAMPの体験談でお薦めしてるのとか全部ステマですね。それがイケダハヤトで増殖してバズったような状態になってる。怪しい2つのカテゴリがパートナー組んで人を巻き込んでるという巻き込まれた人には蟻地獄的な構図ステマってホント詐欺の幇助に指定したほうが良いと思いますが。金儲けのために書いて(AD)表記してない人達のことで、口コミ情報知りたいのに嘘情報で薦めてくるっていうね。ステマが増える前はネットで情報なんてだいたい仕入れられるのに紙の媒体わざわざ読むとか情弱だな、と思ってたけど、今は逆に誰が書いたかもわからないネットの情報簡単に信じるなんて情弱だな、って時代になりつつあると思う

そんなクソみたいな人達がSEO対策してる件

その辺のクソ情報が金儲けのためにSEO対策とかやってるんで、まともな情報が引っかからないわけです。もうさ、一般人が情報発信するのって場所分けたほうが良いと思うんですよね。なんで、金儲けのためのクソみたいなサイトが出てこない、ちゃんと情報が手に入るネットを取り戻す活動をしていきたいと思います。

はてブロ移籍一発目で長くなりましたが、なんていうか、詐欺をするためにWebでサイト作れる程度の人が一人前気取りでゴミを量産してる気がするので、その人達が儲けられないネット改革をしていきたい。ご拝読ありがとうございました。次からは文量1/10くらいでw