渡るネットは嘘ばかり

元文系、米国大学院CS修士号持ちITエンジニア。自称エンジニアが撒き散らすゴミを少しでもキレイにしたい

ネット上のゴミ掃除がしたい

週末、仙台に牡蠣を食べに行って知り合った女子に言われました。

IT関係って怪しい!
特にフリーランス

こちらフリーランスのITエンジニアですが、何かヽ(`Д´)ノ

 

ITエンジニアが怪しい職業だと思われてる

なんとなく理由はわかります。

  • 情報商材屋(アフィリエイター崩れ)
  • フリーランスをやたら進める自称できるエンジニア(自分派遣サービス事業者)
  • 金が欲しくて仕方ない職業ブロガー志望者(意識の高いニート)
  • ゴミニュースで稼いでる人達
  • webサービスの作り方を教えるまともな勤務経験ない人の運営するプログラミング教室とその弟子達
  • 上記につながるステマ

ネット上が気付いたらゴミだらけ(上の全部ゴミ)で、技術力ない人が技術を説明してるブログとか(勉強の履歴で70%しか理解せずに書いてるのとか、紙の日記に書いてやぎにでもあげて)、ちょっと、ネットがやばいぞ、と。アメリカの大学院卒業して、しばらくは日本にいようと思ってるので、会社の事業としてネット正常化につながることをやっていきたいな、と思ってます。ちなみに、現在、フリーランスのエンジニア(お世話になってる会社と契約してる)をしつつ、自分の会社の稼ぎがフリーランスの収入超えたらそっちのみにしようと思ってる感じです。

情報商材屋という亜種ねずみ講の人たち(怪しさ99%)

まじ胡散臭いです。この人達がネットをうさんくさくした筆頭でしょう。与沢翼とかネオヒルズ族資格商法業者は親戚ですね。アフィリエイトからのルートが多い。アフィリエイトなんて基本金にならないですからね。論理的に考えて、アフィリエイトが必要→売れない商品→宣伝して欲しい、なわけで、売れないものを売るわけですよ。で、手法として使ったふりしてお薦めするサイトを量産するという詐欺行為が行われている。リンクでa8.netとか?aid=xxxとかついてたらたいていそうですね。短縮アドレスも踏まないのが正解。でも、結局小遣いの域を出ないから、成功してる人にノウハウを教わろうと商材に金を払う。しかし、商材の中身は儲かるわけないのでこうやって商材を売りなさい、的な。もしくはググってきた話のまとめとか本人もできてないようなそんだけ時間かけて努力すれば稼げるっぽいなという妄想。それを虚飾の写真(儲かってるフリ)とかで信じ込ませて売りつけるわけです。でも、実際は商材以外の収入ほぼないからね。その通りやってもどうにもなりません。で、モラルないやつは商材屋になっていくけど、情弱しか買わない情弱市場なので、市場は時間とともに小さくなっていくわけです。

実際のところ、アフィリエイトで稼いでる人って有名人とか、専門的な知識あって、PV稼げる状態の人がスポンサーから使ってみて良かったら紹介して、って提供されたのが良かったからシェアしたとかそういう状況でしか本業レベルで稼げないですよね。普通に考えましょう、アフィリエイトで売れるようになったらアフィリエイトから広告外しますよね。そうなると永遠に売れてない他社の商品を売る営業の仕事をするわけです。それなら、売れる商品の営業に就職した方がいいんじゃない

www.tokyo-inspire.com

このブログでトレンドブログとか触れてるけど、アフィリエイトのために書いてるトレンドブログって申し訳ないけど、ネット上のゴミでしかないし、そこにSEO対策とかやられると検索結果がゴミだらけになってしまうんですよ。まじで、アフィリエイトとかやめたほうがいい。その時間はなんの技術や経験の積み上げにならないから、将来安定して稼げる力はつかない。

フリーランスを薦める自称できるエンジニア(怪しさ70%)

イケダハヤトとか、ノマドとかフリーランス絶賛してる、意識の高い子供が勘違いしたままブロガーになっちゃった人がいますが…。フリーランスって名乗ってるエンジニアって、実際は派遣的な仕事に立候補する自分派遣業者だったりしますね。全くお薦めできないです。中にはレバテックだとかにid付きでリンク貼ってる自称稼いでるエンジニアもいたから、ステマも混ざってるかも。クソなプログラミング教室(侍なんちゃら?)が3ヶ月でフリーランスとか言ってますけど、短期(3ヶ月とか)の仕事を1個2個紹介してもらえるかもですが、続かないでしょうね。今いる現場とか、1ヶ月で切られる人とかよくいるし。2週目来なかった人も…。結局、技術ないとフリーランスなんて無理です。フリーランスの方がシビアです。切るの簡単。翌月発注しないだけ。履歴書に妄想書いても現場3日目でバレますからね。エンジニアリングって基礎の上に、基礎+が乗って、そこに応用準備が乗って、みたいな積み上げの世界で、ただし、積み上げて硬めてちゃんと土台になった技術・知識を身に着けていればそこより下には落ちない世界です。3ヶ月とかのとこ、アメリカでも問題になってるコーディングブートキャンプみたいなもんですよね。

jp.techcrunch.com

これね。3ヶ月で技術力なんてつくわけなくて、センスある人間でも初心者に毛が生えだすレベルなので、そんなんでフリーランスの現場出たら、すぐ切られて、次はそこに雇われることはないです。毛ボーボーです、とか言っても技術の世界にそんな魔法の育毛剤はない。何回かそれ繰り返したら受け入れてくれるところなくなるんじゃないかな。レバテックとかランサーズとか、自分売り込みの、自分派遣的なのだと、見積もりができない人間が仕事取ったら、くっそ安く仕事させられて死にかけるのが関の山でしょう。クライアントがわかってなくて偶然実力の3倍くらいのお金もらっちゃうこともあるかもだけどね。業務請負だと賠償金とか払う羽目になってもおかしくない気がする。

crowdworks.jp

で、自分もフリーランスですが、どうやってなったかというと…。最初は派遣でした。システム会社の正社員から携帯ゲーム会社の正社員になって、会社を辞めてアメリカの大学院に通ってて、夏休みが3ヶ月くらいあったので、出稼ぎに日本に帰って、派遣会社に登録した翌日に面接して、翌週から働き出したのが今の会社です。訳あって、1年間休学して日本に戻ることになり、本格的に学費の不足分とか稼ごうとFBで宣言したら、声をかけてもらって、直接契約でフリーランスになりました。ちゃんと1000万レベルで稼いでるフリーランスのITエンジニアは大半がなろうと思ったんじゃなくて、流れでなっただけだと思います。仕事が決まってたり、得意先がなくて会社辞めてフリーランスになるエンジニアは基本自由崇拝主義のダメエンジニアだと思います。自分の1ヶ月後の生活の設計・見積もりができん人間が何を作れるのだよ。本物のフリーランスは働きたいところに声かけて、直接契約して仕事できる人です。自分を直接売れる自信がない人はフリーランスになっても不幸にしかならんと思うよ。

フリーランスで自由に働けるのは翼(技術力)を持った人だけです。フリーランスって言うことは給料が多い分、責任を全部自分で被るってことです。会社が守ってくれないってことです。経験3ヶ月のなんちゃってフリーランスができますって言ってできなかったら、依頼の料金が消えるだけじゃなくて、納期通り納入されて、稼働した場合の売上の差額分、損害賠償請求されるんですよ、普通。責任持てるだけの技術や知識がないなら、素直に孫請けにでも入って技術磨いて下克上したら良いと思います。努力で上がりやすい業界(専門外から来た人は言い訳して努力しない人が多い)なので。向いてるならね。正直、向いてない人がいくら頑張っても向いてる人が半分の勉強時間であっさり抜いてく残酷な業界です。

フリーランスは時間が自由とかやりたい仕事ができる、とか言ってるのはたいていプログラミング教室かフリーランス派遣サイトのステマです。無視しましょう。

職業ブロガー見習い(怪しさ85%)

ブログだけで食っていきたい。みたいな人いますね。100万PVあって、0.5円/1PVなら50万稼げるわけですが、100万PVとかね。ブログで稼ぎたい、って人が100万PVを得るために何書きますか?だいたい1日3万PVとして、一人が2回来ても15000人が毎日見る情報を発信できる自信ありますかね?そもそもが順序逆でね、ブログで食ってる人の中でブログで食おうと始めて実現できてる人なんてほとんどいないんじゃないですかね?日本に10人いるかどうかじゃないか?東京でヘラクレスオオカブト探すようなものじゃないですかね。人に書き物で読んでもらえるっていうのはそれなりの文才あるわけで、執筆活動とか講演もしつつが普通です。で、稼げない人が手を出すのがまた情報商材というね。そもそも考えてみなよ、金稼ぎ目的にブログ書いてる人のブログ見るやつなんて金儲けしたいやつだけだから、PVで真っ当に稼ぐのはほぼ無理でしょ。日に30人程度じゃない、そんなブログ見るの。となると、またグレーゾーン、ほぼほぼ詐欺の情報商材が出てくるわけで。自分はいくら稼いでる、だから、その方法を教える、簡単にできるとか書いてるやつはガチ信用ならないですよ。簡単にできるならパイを奪い合う人数増やしたいわけないよね、冷静に考えて。教えられるなら、嘘か簡単じゃないか、の2択ですよ。正解の入ってないやつ。当たりのない当たり入りガチャ(黒い1000円のやつ)。

俺はフリーランスのITエンジニアで年収1000万越えてるけど、5年業務経験積んで、語学含め5年かけてアメリカの大学院でコンピューターサイエンスの修士号取ってますからね。楽な道だったとは言えないけど(まぁ、好きでやってるから今はストレスはほとんど無いけど、大学院時代はやばかった)、本気で10年エンジニアやってたら残業ほとんどなくても1000万越えますよ、という感じ。やれるなら稼げるよ、マジで。本気って目の前の仕事を仕様どおりに納期内にこなすとかじゃなくて、↓の最後の普通の定義に当てはまる意識で働いてる人ね。

qiita.com

元々文系時代でも会社で上位でプログラミングできたし(今考えたら上級への壁の前で足踏みしてましたが)、未経験半年でテクニカルエンジニアDB、2年でアプリケーションエンジニアとか取ってて、コード見れば頭の中で処理走る系なので、センスはあると思う。ただ、それだけの資格取ったり経験積んでもWeb業界に転職する時は自分はまだまだだ、って思った。転職活動で半分以上のところでアルゴリズムとかの質問受けて、当時文系エンジニアでアルゴリズムの知識とか必要とも思ってなかったし。で、アメリカ行ってアルゴリズムも学部レベル大学院レベル両方取って、openGLも各種シェーダーも書けるしジオメトリからガチでテクスチャ貼ったりできるし、Ray Tracer、Photon Mapper書いたことあるし、パラレルプログラミングもopenMPopenCLなら使える。機械学習でも死にそうになりながらA-取ってるし、プログラミング言語(抽象的な言語自体の仕組み。ラムダ計算とか言語の本質的な部分)もDB(インデックスとか最適化の順序、ロックの仕組み、Hadoopなどなどの論文読んだり実装したり)も大学院レベルの知識はある、という人(テストで英語の誤認とかあってもGPA3.73なので、取ったクラスはほぼ全部9割前後は理解してる)ですので、もう少しもらってもいいと思ってる。若干持て余してます。アメリカだと10万〜15万ドル水準なんですが、飯も暮らし合わなかったし、結婚も日本人としたいですし、しばらくは日本…話逸れました、そもそも仕事大好きなので、毎日ブログ書かないと収入が確保できないなら職場行ってプログラミングした方がいいっすわー。

楽に稼げます、なんて言ってる奴を信じるのが間違い。楽に稼げる仕事って大抵グレーゾーンなので規制入った瞬間に収入なくなるし、その期間の経験が職業上の空白になります。エンジニアは楽しみながらコツコツやるほうがいいですよ。

ネットニュース記者というネットサーファー(怪しさ70%)

この人たちは給料もらってるから、ブロガーとかアフィリエイターよりマシに見えるけど、ネットサーファーですね。TVとかニュース見て、見た内容書いて、感想をtwitterの引用とともに書くだけの簡単なお仕事。あと、DeNA問題のコピー職人とか。この人達1000万前後稼いでるみたいですね。恐怖です。プロじゃないのでモラルとかプロ意識はほとんどなくて稼いで駄目になったら逃げるんだろうと思う。ただね、それ、AIでよくね、って話で。

www.itmedia.co.jp

数年後にはいない人達ですね。引きこもって、ネット上で情報集めてニュースサイトに上げる仕事とか、会社行ってプログラム書いてる方が楽しいです。

サービスを成功させたことない運営がサービスの作り方を教えるプログラミング教室(怪しさ75%)

最近ガチでやばいと思ってるのは株式会社divの真子就有とTECH::CAMP。

www.lifehacker.jp

【追記】よく見たらこの記事、PRカテゴリでSponsoredって金払って載せてもらった記事やんけ…。Lifehackerも金払えばこんな詐欺まがいの会社の広告載せちゃうのか…。

大学時代からエンジニアとして活躍した真子氏のプログラミング技術は、実はすべて独学によって習得したものだ。しかし、大学の授業ではほとんど身につかず、専門書を読みながら学習を続けたという。

日本とアメリカの違いあるけど、大学の授業でプログラミングは大して教えてくれません(概論クラス1個が教えてるくらい?)が、めちゃめちゃ求められました。

【追記】1年からpython, C, C++をガッツリやらされてました。問題解決のステップから紙でのアルゴリズム、ポインタとか静的・動的な違い、ポインタ、配列、リスト、再帰、ソートにオブジェクティブ指向。まぁ、それくらいできないと2年からの授業無理だよね…。データ構造とかポインタが基本だし。理論メインのクラスでも課題は大抵実装だったし。2/3のクラスでプログラム書いてた。

OSのクラスではCでファイルディスクリプターどうこうしたり、カーネルのディスクI/Oのエスカレータを拡張するとか。機械学習ではpythonかRあたり使いこなせないと課題1個もできないし、課題のプログラミングは一切教えられず独習でできて当たり前だった。 プログラミング言語のクラスではSyntaxとかSemanticsを自分で書くのにHaskell使ったり。学校だけで10個くらい言語使ったし、チームで作業もしたし、CとかC++使えないと話にならない。引用見ると、大学でプログラミング教えてくれる前提で語ってますが、コンピューターサイエンスの学部でプログラミングは日本語話すのと変わらないので、教えないですね。できて当たり前。音感ゼロなのに音大来ちゃったようなもんですよ。いるけどさ、実感3割程度。アメリカだと、その半分は最後までたどり着かないですね。少なくとも2人でチーム組んでも片方はできないと単位取れないし。大学で身につかなかったというなら、プログラミング向いてないとしか…。

独学で1つのサービスを構築できる域に達するには、僕の場合で約1年半の歳月を要しました。

これ、俺、文系時代にシステム会社の研修2ヶ月でほとんど質問することなくJavaですが、ショッピングサイトみたいなの作れてましたが…。この人、サービスを成功させたことはないので、データと連携してまともに動くサイトが作れるようになるまで、って意味ですよね?まぁ、思いっきり盛ったせいで自分が無能に聞こえちゃってる気がしないでもないけど…。Rails推しというか、この人php, ruby, js, objective-cしか使えないみたいなんですが、Railsフレームワーク提供しても1年半かかったんだろうか。圧倒的にプログラミング向いてないんじゃ…。

crowdworks.jp

自分で色んなとこで”波乱の起業家人生"を語ってるけど、学校でちゃんと学ばずインターンばっかして意識高くなって、内定蹴って起業して、logとかclassとかサービス作って、どっちもコケて、受託で金なんとかして、やっと当たったのがTECH::CAMPですよね?つまり、一度もサービス成功してない気がするんですが…。しかもさ、社名とかサービス名とかググった時に出にくいのを選んでるのはすごくきな臭いです。

しかも、卒業生たちが次の受講生を指導する「メンター」に就くといった好循環も生まれている。事実、「TECH::CAMP」で働くメンターの約9割は同講座の卒業生だ。

質問し放題、だけど、答えてくれる人に業務経験はない、という恐怖。学生半額とはいえ、社会人は10万以上払って、なんちゃってモックサイトしか作ったことない学生に教えられるんですよ。それが仕事に結びつく想像ができるとしたら、数学的思考ができないので、業界向いてないと思うなぁ。Aをする予定のまともにAを処理したことないAPIを呼んで、AとたまにBもしてくれるはずだと期待する、とかって話じゃないか、それ。色んなとこバグってるよ。

その理由を突き詰めてみた結果、プログラミングはとにかく手を動かして覚えるのが重要であること。そして、不明点が出てきたら即座に質問して教えてもらえること。この2つが最速で習得する秘訣(ひけつ)だと痛感したのです

前半を主張するのは中級者に多いですね。ある程度の適性あるけど、正しい努力ができない人。中級から上級への壁はアルゴリズムの理解なしでは越えられません。慣れるとプログラミングを書くのは早くなりますが、難しいことはできません。誰かがやってくれることを早く呼べるようになるだけです。後半はダメなエンジニアに多いです。すぐ聞いたら考える力育たないじゃん。問題解決できないエンジニアって、考える習慣のないエンジニアって現場的にマイナスですよ。現場に出てわかんない度に聞いてたらできるエンジニアの生産性落ちまくりです。それより、リバースエンジニアリングでソースが何してるか理解したり、ログを出してどこまで正常に処理できてるか確認したり、デバッグで処理を止めながら正しく動いてるか確認する技術を教えたほうがいいです。それで原因を特定して、ぐぐってもダメなら聞く、が普通のエンジニアです。できるエンジニアはソース読めば大体わかります。この人、話し聞く限り、才能のないダメなエンジニアの典型です。

要するに、彼はプログラミング教室をビジネスとしてやっていて、そこを出たら業界で働ける人間を作る気はないように思える。プログラミング教室でプログラミングというより、サービスを一人で作る方法教えてるしね。少人数スタートアップの初期メンバー以外にその経験は要りません。初心者はメイン部分が動く状態で小さい機能追加とかバグ修正からアサインされるのが通常です。

結果、下記のようなことになる。この人はTECH::CAMP回避したみたいだけど。

make-from-scratch.com

TECH::CAMPは紹介で金を払ってるようなので、褒めてる記事、完全にステマです。唯一、卒業生で、東大卒元マッキンゼーの人の作ったWealthNaviはちゃんとしたサービスだと思うけど、この人、独学でも変わんなかったんじゃないか、疑惑。多分、卒業生で有名なのはこの人と

blog.tech-camp.in

くらいなんだろうけど(ちなみにこれ、TECH::CAMP自体の宣伝ブログですね)、seekleはテストデータ丸見えの状態で放置されてます。まともな会社じゃ絶対ありえないやつ。開発環境とかステージング環境とか分けて、本番環境以外公開しないですからね。ある意味、この子被害者でかわいそう。サービスを作れる、作ることに意味はないんですよね。初心者に毛が生えてきた程度で作れます。ただ、サービスって多くの人に愛してもらって、喜んでもらう対価にお金をもらって(スポンサーや広告でも良い)、それでサービスをより良くして還元して、という良いループができて初めて、生きたサービスになるんです。自分達がノリで作ってノリで捨てるようなものサービスでなくただのおもちゃ、遊び場です。砂場で作った砂の城を元にビジネス語って人に教えるとか、もうね、資格商法の方がマシなんじゃないか、教材手元に残るだけ(ここはオンライン教材で卒業すると見れないらしい)。

2020年には500億個ものIoT製品が世の中に広がっている予測もあり、すさまじい勢いでエンジニアのニーズが拡大しているにもかかわらず、エンジニアの数は圧倒的に不足しているのが現実だ。裏を返せば、人材の育成という面で計り知れないほどの社会的ニーズがあるということでもある。

と記事で言っていて、人が足りないのは確かなんだけど、人材不足の原因は絶対数というより、できるエンジニアが少なすぎるわけで、基礎もわかってないRailsフレームワーク上でなんとなくデータを変えたテンプレサービスが作れる人じゃないんだよね…。そもそもIoTの時代が進んで必要なのWebサービス作れる人間じゃなくて、基礎わかってネイティブ的な部分もできるクライアントサイド作れる人間なんじゃないか?このCEOの方は、Objective-CはできてもJavaもCもC++もできないし、規模の小さい会社でのインターン以外一度も会社勤めしたことないし、Web業界でなんちゃってサービス作った経験しかないから業界事情わからないだろうけど、色々卒業生のブログ見た限り、ここで育ったエンジニアが現場来られたら、むしろ人手がさらに必要になると思う。だって、わからないことのほうが多いのに(フレームワークが勝手にやってくれる部分が多いので)、わかんなかったらすぐ聞け、って教えられてるんでしょ?メッチャコストかかるやん、その新人。いない方がいいよ、マジで。

ちょっと調べた限りCAMPとかTECHとか名前についてたり「○ヶ月でプログラマー」、「○ヶ月でフリーランス」(○は6以下)とか「○○は知らなくていい」とか書いてあるのは大半、教えてる側もプログラミングがわかってない人達だし、金目当てか本気で業界がわかってないかどっちかです。ちなみにアメリカでは半年でも問題になってます。

プログラミング=アルゴリズム+データ構造

なので、もし入会を考えているなら、説明会で講師に、IT業界の友人に

「せめてソート3種類以上の仕組みと計算量、動的配列とリストとマップの仕組みと何に向いてるかくらい説明できない人にプログラミング教えるだけの実力はない、と聞いたんですが、説明お願いできますか?」と聞いてみましょう。これは大学3年で即答できないといけないレベル良いプログラミングをするための基礎です(動くだけのクソみたいなプログラム作って満足してる人は知らんだろうけど)。別に人呼んできて説明されてもアウトだと思います。教えるのは最初に説明してた人だろうからね。むしろ、説明会の人が一番できる人で実際は教えない可能性もある。ちなみにソートはそれぞれ違うアルゴリズムの手法を使ってるので、アルゴリズムの理解にはお薦め。

あと、運営の人達が本当にプログラマなのか確認した方がいいです。プログラマの仕事はサービスを企画することでもデザインをすることでもないです。サービス作るなら、企画の人とデザインの人は別でスクール通ってて最後に組む感じならまともかなぁ。じゃなければ、教室側でプログラマの仕事以外の部分は提供してくれないと就職しても、その知識や経験、全く意味ないですよ。プログラマに求められないから。1ヶ月とか10週間しかないのにプログラミング教室でプログラマがやるべきじゃないところまでやらされるのはおかしな話です。プログラミングに専念しても3ヶ月でやっと先輩付けて仕事に参加できるかな、というのが業界の中の人間の感覚なので。

エキスパートコースは10週間で、第一線で活躍できるエンジニアとしてのスキルを身につけられる内容となっており

こういうこと言うやつは絶対信じちゃダメ。そもそもこの人、スタートアップ以外のシステム業界とかwebの大企業の第一線での働き方知らないでしょ…。プログラミングはできる人間とできない人間に分かれて、真中が少ないふたこぶラクダの才能の世界です。本来、最初にIQテスト(アルゴリズムを考える作業はIQテストの答えを導くのに似てる)で向き不向き見て向いてないなら、経験重視のインフラエンジニア講座を進めるとか、ちゃんとカウンセリングしてくれるところじゃないと無駄金払って起業家ごっこをさせられる羽目になります。10週間とかいうとこより、技術的にどの段階まで育てるとか言ってる方が信用できます。10週間で強制退場ってことは向いてない人だと半分いかない可能性ありますよ。

私はこの事業を通じて『すべての人が幸せに生きる世界を作る』というdivのビジョンを体現したいんです

これ、本気で言ってるなら本物のうつけだし、ビジネスの視点で言ってるなら、とんだペテン師だし、この人はガチでヤバイと思う。まぁ、キャッチコピー全部誇大広告だし、元々虚言癖というか誇大妄想あるんだろうけど、業界10年いて、本場の大学院でCS学んできて、彼のカリキュラムでまともなエンジニアができるとは思えません。それどころか業界の足を引っ張る、今まで以下の新たな最下層を増産してるとしか思えません。この人、金稼ぐ才能はあったのかも知れないけど、やってることは実際の価値の100倍で物を売ってるようなものなので、本物の教室が台頭してきたら長続きしないと思います。実際、有名どころのTECH系サイトに載ってる記事もよく見たら金払って載せてもらうPR記事だしなぁ。カテゴリがPRでsponsoredアイコンがついてるだけとかステマと紙一重のラインだよ。

ステマ業界の人達(怪しさ95%)

イケダハヤト的な人ですね。あと、TECH::CAMPの体験談でお薦めしてるのとか全部ステマですね。それがイケダハヤトで増殖してバズったような状態になってる。怪しい2つのカテゴリがパートナー組んで人を巻き込んでるという巻き込まれた人には蟻地獄的な構図ステマってホント詐欺の幇助に指定したほうが良いと思いますが。金儲けのために書いて(AD)表記してない人達のことで、口コミ情報知りたいのに嘘情報で薦めてくるっていうね。ステマが増える前はネットで情報なんてだいたい仕入れられるのに紙の媒体わざわざ読むとか情弱だな、と思ってたけど、今は逆に誰が書いたかもわからないネットの情報簡単に信じるなんて情弱だな、って時代になりつつあると思う

そんなクソみたいな人達がSEO対策してる件

その辺のクソ情報が金儲けのためにSEO対策とかやってるんで、まともな情報が引っかからないわけです。もうさ、一般人が情報発信するのって場所分けたほうが良いと思うんですよね。なんで、金儲けのためのクソみたいなサイトが出てこない、ちゃんと情報が手に入るネットを取り戻す活動をしていきたいと思います。

はてブロ移籍一発目で長くなりましたが、なんていうか、詐欺をするためにWebでサイト作れる程度の人が一人前気取りでゴミを量産してる気がするので、その人達が儲けられないネット改革をしていきたい。ご拝読ありがとうございました。次からは文量1/10くらいでw