バズった後はつらいやつ
読者数が256人になったのでいい加減更新します。256で「やるなら今か」、とか感じるようになると、そろそろあれですね。
バズったら早めに更新した方が良いのかも知れませんが、自然言語を書くのはつらいです…。いっそ、プログラミング言語で記事を書いてしまおうか(無理ゲー)。
今回は元々、バズった振り返りとITエンジニアとしてのキャリア的な話を書こうと思ったのですが、長くなって、まず振り返りとインフルエンサーについてとキャリアに分けて、まだ分割足りない感じだったので、まえがきと振り返りとインフルエンサーとキャリアの4つに分けました。キャリア周りは来週くらいになるかも知れません。また、振り返りはフィードバックを少し拾うのと、後で気付いた言い忘れくらいなので飛ばしてもらっても。
インフルエンサーもあまり詳しくない(専門家でない人達の情報発信に価値を感じない)ので、どれだけの価値を届けられるか。基本的に、自分の学びや感じたことのまとめと同時に、読んだ人に何かしらの学びや気づきを得てもらえれば、と思いながら書いてはいますが、専門的立場から書けるのはテクノロジーに関わるあれこれくらいです。
今後の当ブログの方針
元々、エンジニアを名乗る人達がプログラミングスクールやフリーランスに関する不正確で恣意的な情報を流すアフィリエイトや、プログラミングスクールの素人メンターに書かせた間違った技術情報による情報汚染に辟易して、事実を伝えたくて始めたこともあり、ここは垂れ流されている情報の真偽に対してのポスト中心でした。
今後も基本的に対象読者は技術者向けだけじゃなく、一般の、これからエンジニアを目指したり、独学や未経験から始めた人も含みますが、なるべく、正しい情報で、エンジニアとして迷ってる人の指針になるようなポストをできればと思っています。元々、情弱商法の被害者をメインの読者に設定していたものの、現役中心にバズった感もあり、残念な拝金主義の嘘と戦うのはこのくらいで。次の次で取り上げる「インフルエンサーと拝金主義」までは、インフルエンサーを信じて本当にいいの?という話ですが、その先は切り替えていきたいと思います。残念な人の主張を取り上げるのはなかなか論理的に理解不能で疲れます。そろそろ、プログラミングの面白さとか、業界技術マップだとか、そういうのを伝えたい。
世の中の流れに乗ろうとしながらも真偽を自分で確かめようとする、変化に挑戦できる意志を持った人は正しく導く手助けをしたいと思うけど、思考停止でインフルエンサーの甘い言葉に乗って現実を見ようとしない、もしくは正常性バイアスで見て見ぬ振りをしようとする人達に手を差し伸べても無駄だと気付きました。そういう人こそ失敗するわけだから現実を先に知るべきだけど、残念な人が残念たる所以は騙してる人を信じて、騙してると教えてくれる人に唾を吐く残念な生態から来てるのでしょうね。
傍から信者を見ると
Aさん「私はBさんを愛してる!Bさんは素晴らしい人です!」
Bさん「Aさんは吾輩の財布である。」
というような関係性なんですが。
騙される人を、プログラミングで不幸になる人を減らしたいと思っても、騙されたがってる人はどうにもできないです。あまりにアフィリエイト厨が多くて、真偽を確認しようとしてる人にも嘘が流れ込みやすい状態になっていると思いますが、ここに辿り着いて、多少は現実を感じてくれた人がいたら、これ幸いでございます。ちなみに、僕は自分の言うことを信じてくれ、というスタンスでなく、こういう場所やこういう本を読めば業界の実態がわかる、と伝えたいスタンスです。情報の一元化は危険なので、色んな情報源を元に自分の目と耳で実際に感じて判断して欲しいです。
調子外れのアンサーソング
りゅうけん(以降R)氏のブログでレイアウト(画像とか)は参考にしてみようかと思って久々に行ってみたら、2,3行くらいの概略?で対抗記事風の書いてるっぽかったんですが、既に数行ですら的外れで読む気失せて他の記事を開いてみました。結果、真ん中に小さい画像があるだけで参考にならず…。この人のブログは本当に何一つ参考にならん…。と言っても、リンク先の文章も結構黒いのでは?疑惑。改行いっぱい入れたらいいのか?しかし、普段読んでる技術書も英語サイトも結構黒いので自分にとってさほど違和感ないのが問題か。
しかし、下手くそなアンサーソングは要らないですねぇ…。
抽象的思考が苦手な信者から伝え聞いただけという雰囲気が概要から見えて辟易しました。ベテランエンジニアがどうとか、R氏、マナブ、KENTAをどうこうとか書いていて、たった数行で頓珍漢さを伝えられるのは凄すぎる。ネタか、というほどツッコミどころ多いブログなので僕以外にもツッコんでるかも知れませんが。彼は勘違いしているようですが、僕はベテランでもなんでもないですね。新卒から定年まで働いたらエンジニアの大卒勤務期間は40年位あるわけで。僕はプログラミング歴は20年位ですが、エンジニア歴は途中で留学して大学院に行ったりしているので、10年程度です。これからのエンジニア人生の方が長いのにベテランなんて言えないですね。彼はブログが軸足で、信用させる餌にエンジニアもやってる感があるので、10年でもベテランに感じるのかも知れません。知らんけど。自分より長ければベテラン的な雑な分類かも知れないです。そもそも、経験を年数で測ろうという行為は危険ではありますが。
経験には密度があって、凝縮された常に頭をフル回転で考え続けた1年と、わからなければ誰かに聞いたりググるだけの3年だと前者の方が圧倒的な経験値だと思います。また、僕はだいたい3年おきくらいに業界を変えているので、その度にその業界の新人として、新しい世界に挑戦しています。ベテランとか思ったことはないですし、今後も思わないでしょう。ベテランとラベル付けすると論点をぼかして情弱の信者様を誘導しやすいのかも知れませんが、世界はそんなに簡単にできていません。技術の世界はアホほど広く深いのに簡単にベテランとか、冗談キツイです。知りたいことの半分も知れてないのではないか。だからこそ、ソフトウェアエンジニアは楽しいんですよ。知らないことを知って、理解して、使いこなせるようになる。そんな成長を何度も体験できる。研究者でトップで何十年もやってる人に言わせれば僕なんて青二才もいいところです。
というか、航海している海がどんどん広がっていくエンジニアの世界でベテランとは何か、その定義意味あるのかよくわかりません。知識の深い人?業界歴の長い人?前者は物差しになって、侮れないと思いますが深さは時間の経過で相対的に浅くなるし、後者は時間の経過しか表しません。考え過ぎでしょうか。
初心者フリーランスが増えて起こること
"インフラエンジニア"なのに、現役の"プログラマ"の経験を軽視して自分の経験を過大評価したエントリーばかり書いている(楽だと思わせないと努力が苦手な情弱の信者様を扇動できないから?)方なので、ベテランが既得権益を、とか、苦労して学んだことを簡単に身に付けられると知られると〜とか、また壊れたラジオのように繰り返してそうですが(ポジショントークという嘘なのか、本気で認知能力が残念な方なのかわかりません)、残念ながら、僕が今いる業界はフリーランスはほとんどいないですし、ちょこっとコード書けるようになった人間が通用する領域じゃないのでフリーランスが増えても影響ないですね。物事の直交性は理解しておくべきです。
しかし、自分は経験が全てでノー勉とか言ってるのに、揶揄してるベテランのプログラミング経験は簡単にやっつけられると主張する節操の無さはすごい。
実際のところ、プログラミングスクールブームもあり、独学とかスクール上がり枠は既にレッドオーシャンで(海外もcoding bootcampの事情はそうらしい)下手したら死骸浮かんでて、その先の中級者の手前までもSES上がりでCSの基礎がない人の待ち行列で、ホワイトで人手が足りない空白地帯まで辿り着けてない人だらけな気がしますが。基本的に初心者を受け入れるのはSESとかの人月商売のところが中心ですからね。SIerの大半はクライアントがシステムを導入するに当たって、本来あるべき姿に業務を合わす変革のコンサルタントをセットにせず、クライアントの広がる要求を初心者中心の開発者の人月による見積もりで稼ぐ、つまりSIerは開発効率が悪いほど稼げてしまうという構造で、初心者が作業する方が儲かるから受け入れる、しかし、それでも見積もりおかしくて本当にヤバい状態になって炎上する、みたいな世界ですよね…。フリーランスで1000万稼げるという噂のJava経験2年位のプログラマはこの辺に大量に生息しています。次に書くソフトウェアファーストの提唱する手の内化が進んだら、更に受け皿は減りそうです。
人手不足は間違ってないですが、前回も書いた通り、人月稼げれば誰でも良いSI業界とまともにできる人が欲しい自社開発でニーズが違います。後者は初心者が増えても教育コストで生産性が落ちるだけです。というか、年単位で教育必要な気がしないでもない。前に関わった中級レベルの会社でもエンジニア志望で入社した社員が適性な過ぎて、1,2年で多職種に配置換えされたりしてましたから…。
さらに、先端領域は数式の実装や英語論文を読んで実装とかハードウェアレベル(SIMDはもちろんGPU必須)での最適化という世界ですし、知見は内部に貯める方針です。Rさんも酷い現場のことをシェアする記事書いたりしていましたが、基本的に経営陣のリテラシが低めだったり、短期で対応しないといけないプロジェクトの見積もりの甘かったり、巻き取る技術力の高いエンジニアが少ないような会社がフリーランス受け入れの中心です。自分も数年のフリーランス経験あって、今はお金より次の10年を見据えての会社員なので、今は、目の前の数年の年収以上の価値がある仕事もあることを知っています(と言いながら、最終的に差は埋まりそうですが)。
結局の所、目の前の収入を最大化するより、自分の楽しいと思える仕事を遊び尽くしながら生涯収入を最大化した方が良いという立場ですので、拝金主義の狭い視野での評価とかどうでもいいです。明日の1万より今日の1000円を選ぶ人間が相当数いるみたいですが、前者の前で1000円を見せびらかしても響かないのです。この辺は期間と額が様々で時間を適切に換算しないと例えとして成立しませんが。R氏は1年前位から、正気と思えない主張ばかりしているように見えたこともあり、意思疎通のできない相手へのストレスを感じても時間の無駄なので、ちょっと本文を読む気にならなかったです。
ソフトウェアファースト
前も書いた気がしますが、ある程度以上の技術レベルの会社になると、CS卒中心、独学でもセンスあってCS基礎を独習できる人ばかりになるので、判断基準や考え方が変わってきます。皆方法論とかも詳しいですし、抽象的な概念の理解が強いので、話が通じるのも早いです。そうなると、外部の人間に任せると知見が貯まらないので内製、もしくはソフトウェアファーストで言っている「手の内化」は最低限取ろうという判断になります。つまり、フリーランスより内製ということです。中の人が普通にできる人達な場合、高額で外から呼んでも知見がたまらないので悪手になります。ソフトウェアファーストは、特にSIerにシステム任せている会社の経営陣とか、マネージメント職に付いている人は是非読んで欲しいです。
www.nikkeibp.co.jp
MicrosoftやGoogleで主にマネジメント(技術も触ってますが)をしてた及川卓也さんが、リーディングカンパニーが導入してる方法論やら、エンジニアのキャリア戦略やら書かれているので現役エンジニアにも薦められます。キャリア周り書こうと思ったのは、この辺の外資だけ通った人でなく、もっと多くの人が通る一般的なエンジニアの道筋を照らせれば、と思ったからです。及川さんの書いていることも概ね同意ですが、人を選ぶ気がするのは否めないです。ちなみに、及川さんは「生存戦略から考えるキャリアなんてナンセンス」と言っている方で、某インフルエンサーの人生逃げ切りと全く対岸ですね。お金を稼げても何かから逃げ続ける人生って楽しいのか、僕には理解不能です。負い目を感じることがなければ逃げる必要ないと思いますが、ずっとグレーゾーンを攻め続けるという覚悟の表明なんですかね。真っ当に成功する気はないのだろうか…。
仲間外れを探そう
あと、概要から見えた部分として、前回の最初でR氏と勝又さんとマナブの3人を書こうと思った対象として並べました。読めばわかったと思いますが、勝又さんは並べたら申し訳ない感じで、独学系では良い見本に入ると思います。サロンの内容は知らないですし、研究開発系の人から見ると軽めでしょうけど。3人の中でこの人だけはまともなエンジニアと呼んでいい、という対比で混ぜようとしてただけです。
動画でも、勝又さんは技術を自分の言葉で説明できるけど、他の2人は稼ぎ方とか立ち回り、ゲスト呼んで合いの手入れるくらいじゃないか、という気がします。専門じゃないビジネスとかも語ってそう…。ブログ時点でペラッペラなので見る気はしませんが(1個だけ見て、AIに数学は要らないどうとかって動画でスクールの教師-スポンサー?にインタビューしてましたけど、講師の方、AI専門家じゃないけど、スクールでは数学ガッツリやってもらってる的な話してるのにタイトルで要らない感じになってて、話理解できてないのか、釣ってるのか、どちらにしても他の見る価値を感じなかったです)、他の2人はエンジニアというよりブロガーですしね。技術を伝えるポジションではなく、技術系雑誌出版社の記者みたいなポジションが関の山な気がします…。
そもそも、他人を騙して儲けてる、もしくは意味不明思い込み(初心者レベルも人手不足とか)してるような人達(当然勝又さん除。サロンは知らんけど)から学ぶことはないし、そこに自分の目指すものはないなぁ、という感触。楽しか、それ?という感じ。目先の金を追って他人を騙す生き方は拝金主義の物差しを持たない人間には響きません。時間と金と好奇心と信頼の優先順位が根本的に違うのでしょう。技術力が上がるにつれて好奇心が増えて、その頃にはある程度の収入にはなるので、足りないものはお金より時間になりますからね。ある程度の時間はお金で買えますが、そのお金を稼ぐのに時間を使ったら本末転倒なのです。好奇心を満たす時間が取れなくなると、お金の使い途減るし、信頼を売って儲けるとか論外です。
こんな記事がありましたが、すでにインフルエンサーなんだろうけど、R氏とかMブはこのインフルエンサーになりたがってる人ばりに話しが通じない気がする。残念な人と関わっても疲れるだけですね。「インフルエンサーと拝金主義」(ありがちなテーマですみません)で触れますが、この方、アムウェイの件でも他人とか知人を金のために不幸に巻き込むのを全く厭わない感じですからねぇ…。その記事以降は触れたくないです。
余談ですが、スマホ上で文章を読むと、透過光が目に飛び込んでくる影響か脳がインプットの情報を処理するのでいっぱいいっぱいになって、思考を司る前頭前野が働かないそうです。早く読んだ気になりますが、熟読できておらず、深い理解が得られていない状態です。もし、情報の収集をほぼネットに頼っている方は、一度軽めの小説とか技術書じゃない、マーケティング系の軽めの本(簡単に読めるやつ)を読む時間を作ってみて下さい。中には1時間1つの本を集中して読むのがストレスになる人もいると思います。それはかなり危険信号です。
ソースがトッパンなので、どこまで信用できるか(紙媒体の会社なので)というのはあると思いますが、透過光の場合、情報が右から左に流れやすいようですね。まぁ、必要になった時にまたググればいい、と記憶をクラウド化してしまってる面もあるかもですが。グーグル効果とかって論文もありましたね。つまり、デジタル媒体ばかりに触れていると深い理解、深い思考する力が弱る(脳は使わない部分が衰えていく)ので、電車やエスカレーターでさえ皆がスマホに夢中な時代、上記のインフルエンサーを目指すような人が増えていくかも知れません。まさに地球出身のエイリアンです。